4月12日(水)は、1年生にとって小学校に入学してから初めて経験することにたくさん出合った日でした。 まずは初めての算数の授業。まだ折り目のついていないピカピカの教科書と電子黒板を使って、数の勉強をしました。我先にと質問に答える姿に、小学生として授業を受ける嬉しさのようなものを感じました。 次は、4年生と同じ教室を半分にしての初めての国語の授業。4年生が自分たちでどんどん漢字の練習を進めていく声を背中で聞きながら、真剣な表情で画面を見つめていました。 折り紙を使って自分の好きなものを作る時間では、折り方を工夫して丸くするために角を折ったり、はさみで切ったりしていました。さらにクーピーとクレヨンを駆使して顔を書いてみたり、食べ物を表現するためにちょうどいい色を探して、鉛筆で質感をつけてクルクル巻いてみたりと、それぞれの個性が光りました。そして、出来上がったものの説明を楽しそうにしてくれました。 いよいよ、初めての給食。身支度から盛り付け・配膳までしなければならないことにはじめは驚いた様子でした。しかし、一つずつ確認、練習して臨むと、自分の当番の仕事が終わっても、自分から進んで手伝うことを探してどんどんやろうとする積極的な姿勢に変わっていました。 給食を食べる様子をみて驚いたのは、二人とも好き嫌いをせず、お米を一粒も残さず美味しく食べられたことです。きっと、お家だけではなく、こども園や児童センターでの給食の指導からしっかり学んできたのだろうなと感じました。 子ども一人一人寄り添える少人数学級のよさを感じた1日でした。これからもたくさんの「初めて」に触れて大きく成長していく1年生を見守っていきたいと思います。 |